法律の力で自然を守れるか、幸福になれるか

環境関連法について紐解いて見てきましたが、
大分自然保護の重要性や生物多様性保護の観点を盛り込んだ改正が
近年になって、各法律においてなされてきているようです。
しかしながら、それでもまだ生態系全体を保護するためにはまだまだ不十分な印象を受けます。
景観的に美しい自然だけを守る法律、絶滅危惧種を重点的に保護する法律、
かつて自然が豊富だった頃は法においてはそれで十分だったかもしれませんが、
今となっては、景観や生物の人間にとっての利用価値の高さ低さに関係なく、
生態系そのものが重要な生存基盤としての質の高いものであることを法に盛り込んで、
人々にその重要性を示さなくてはならないのだと思います。
例えば、草むらや雑木林など、大して貴重な生き物もなく、
駐車場や宅地に開発されやすいような、一見遊んだ土地にしか見えなくても、
そういった場所でも重要な地域の自然環境としての価値を持っている、
現代の人間の価値観では認めにくいかもしれませんが、そういった小さな自然でも、
現在残されているものは出来るだけ保全していく必要がある、とも思います。
しかし、今の法律だけでは、おそらくそういった自然を守ることは困難のようです。
都市型の街で暮らす子ども達はそんな身近な自然を体験できないまま、
育っている子も少なく無いと思います。
勿論、小さな危険の潜む自然とわざわざ直接触れ合わなくても子供は育っていきます。
いえ、どんどん育っていってしまいます。
しかし、大人達が子供の冒険心や好奇心を抑えるように囲った中で育ってしまうと、
おそらく、自然を正しく知らない、心身ともに打たれ弱い人間になってしまうことが心配です。
あるいは、本物の自然の中でも、常に人為的なものが無いと落ち着かない、
本物の自然の中に、安易に人為的なものを作ったり持ち込んだりしてしまう、
自分の好きな生き物を勝手によそから持ち込んで放してしまう、
危険であるなしに関わらず、自分の気に入らない姿の虫がいれば、
悪い虫で危険と決め付けてすぐさま殺してしまう、

自然を知らない、自然の構成を知らない、というのはとても悲しい、不幸なことに思います。

自分の幸福な暮らしを求めるあまり、周りの環境を不幸にしてしまっては、
いつまでも本当の幸せを実感することはできないと思います。
本当の幸福とは、自分だけが得るものではなくて、
周りの環境も幸福な状態にすること、あるいは幸福な状態であることが大事な条件に思います。
周りにある幸福を奪って得るのではなくて、周りにある幸福の恵みを受けて得られるのが、
本当の潤いのある、清らかな幸福に思います。
周りを不幸にして、自分が幸福を得られるはずはないのです。得られたとしても、一時的なもので、
いつまでも持続性のない、満たされないものだと感じるはずです。
16 : 11 : 48 | 学習状況 | コメント(0) | page top↑

従来の開発推進型の法体系

少し久しぶりになりますが、あれから
環境関連法について学習していました。

環境基本法、自然環境保全法、自然公園法、鳥獣保護法、
外来生物法、自然再生推進法、樹木保存法、生産緑地法、森林法、
種の保存法、農地法、河川法、海岸法、水質汚濁防止法・・・

環境に関する法律だけでも、上に挙げただけでやっと半分ぐらい、
まだまだ沢山の環境や土地利用に関する法律があるわけですが、
それだけの法律がありながら、開発による環境汚染が今も改善どころか、
悪化する一方に感じるのは何故でしょう。

土地利用や環境に関する法律は、当時の高度経済成長期を支え、開発を推進するために、
経済・開発推進型のものが多いように感じました。自然環境に関する事項については
とくに触れていない、ただ開発の際の制限や手続きなどについて書かれていて、
その後、国内規模から地球規模に至るまでの環境問題を背景に、
自然環境への配慮・保全に関する事項がようやく盛り込まれるようになってきた、
法律面から見るとそんな感じです。
しかしながら、自然環境をしっかりと法体系をもって保全するためには、まだまだ不十分な段階、
森林でいえば遷移途中のような、まだ最終段階の極相・安定型には至ってないな、という
印象を受けました。

つまり、まだ開発優先型な傾向が強く、自然環境への配慮も、
重要な開発に影響を与えない範囲で・・・というような弱さを感じるのです。

自然を保護しようとするとき、人間は、大抵、まずは有名な場所で景観の良い、
目に見えて美しい自然をまず守ろう、とします。
確かに、そういった自然のほうが法律でしっかりと守られやすいですが、
法律では保護の対象に値しないような自然であっても・・・
人の見た目には大したことのないように見える自然でも、そこに暮らす生き物達にとっては
重要な価値がある自然は、保護する価値も無い、と人間の勝手な判断による、
自然の質の優劣を決められて壊されてしまう、といった事が起こります。
まだ沢山自然が残されていた頃ならまだしも、
今となっては、今残されている自然は、見栄えに関係なく、どんな自然でも守らなければならないもの、
ではないかと思います。

住宅街の中の小さな草むらであっても、そこは、小さな生き物達が確かに暮らし、
子ども達が日常的に触れ合う体験だってできる、貴重な、
その地域だけの小さな自然であり、人の手で勝手に整備して欲しくないのです。
でも、法律で、その小さな空間を守ることは、とても難しいことなのです。

守られにくい自然でも、守りたい。例えそこが小さな草むらでも。そこにそこを必要とする生き物が暮らしている限り。

よく人の手で管理・整備された公園や、プランターの中で綺麗に咲く外国の園芸種を、
子ども達が「自然」だと間違えて覚えないようにするためにも、
本物の自然は、小さくても残さなくてはいけない時代、だと思います。
今残されている自然のどれだけが、今後も残され、守られるでしょうか。
今破壊されている環境のどれだけが、今後本来の自然に回復できるでしょうか。

私達のストレス社会は、環境にもストレスを与え、地球自体にもストレスという負荷を
溜めさせているのです。たまりに溜まったストレスを、地球自らが発散するとき、
私達も自分達のしてきた過ちにようやく気が付くでしょう。手遅れかもしれませんが。
手遅れになる前に、私達で地球に溜まったストレスを、取り除いてあげられれば、
まだ未来は繋がっていくかもしれません。

正しい自然を、知ること。 知らなかったじゃ済まされないことです。
私達人間もまた、自然の中から生まれた生き物ですから、
自然を正しく知っていなければなりません。
自然を正しく知らないことは、自分という個体も含めて、地球の中の何もかもを、
地球そのものを不幸にすることだと思います。
22 : 07 : 11 | 学習状況 | コメント(4) | page top↑

あと3ヶ月

ビオトープ管理士資格の受験申込受付が始まりました。
早速手引き書をダウンロードして、早めに手続きを済ませようと思います。
また、注文していた問題集も届き、試験までのこれから3ヶ月は気を引き締めて
学習に取り組んでいきます。

そんなわけで、今後試験に向けた学習により一層専念していきたいと思うので、
このブログの更新もこれから少なくなるかもしれませんが、
それでも一つの結果が出せるまではブログは続けるつもりなので、
ご理解ご了承頂ければ幸いです。
18 : 36 : 32 | 学習状況 | コメント(0) | page top↑

ビオトープ論

ビオトープ論のところを一気に読み終えました。
ビオトープ保全・再生といっても、ただ自然の失われた土地に植物や動物を入れればいい、
というものではないんですね。
様々な視点による細かい調査データの分析、解析をもとに、骨組みをしっかり立てて計画、実行へと、
確実に、慎重に、かつ手遅れになってしまわないようにやっていかなければならないのですね。
というか、一つの計画を立てる段階に至るまでの過程・・・細かいけれど欠かせない調査が色々とあるんだな、って思いました。
自然生態系という、複雑に多方面から絡み合った繊細な網の目を再生・保全するわけですからね、
安易な気持ち、適当な気持ちでは自然は正しく機能するはずがありません。
相手は恐れ多くも「自然」ですから。ある程度の人為的関わりは必要ですが、
必要以上に人間が弄くることも良くないのです。だからこそ、人間の持つ高い知恵や欲求、
深い欲望を上手くセルフコントロールしながら、人間の為だけでなく、
全ての生き物達の為にもなるよう、地球生態系の中の一部である人間という生き物として、
自然の理に適った知性・行動をもって接していかなければなりません。

地学的な調査、生物的な調査、そして、その土地の文化や伝統などの社会的な調査、
それらの調査データをまとめた上で、その土地が生態系として健全に機能できる保全・再生・
造成方法を考えていかなければならないようです。プラス、地元住民の方々からの理解や協力も
ビオトープ再生・保全のためには大切な支えとなるようです。
労を要する作業だとしても、十分とはいえない財源だとしても、
自然環境の為、地球生態系の為、めぐり巡って最終的には人間の為になる事だと思うと、
やはりこういった仕事をこなす人たちに憧れますね。地球生態系のレンジャーみたいでw
勿論現実は自分が思ってるよりも厳しい面は沢山あると思います。でも、
自分の好きなこと、小さい頃から培ってきた自分の得意とする事を、
社会の為に活かせる仕事や場所がもしあるとするなら、
それが自分の天職であり、自分が人間として生まれ、果たすべき使命のようなものに感じます。

・・・まぁまだ勉強段階ですけど(笑)、いつまでも勉強ばかりしてても自然は再生できませんからね、
でも先に資格を取って、今後のボランティア活動とか、
これからも機会があれば有資格者として参加していきたいと考えています。
資格が無くてもビオトープ管理者にはなれますが、経験が浅い分、
資格取得をまずは目標にしていきます。

さて、次は環境関連法・・・ある意味、国語力が試される分野かとw
10 : 49 : 28 | 学習状況 | コメント(0) | page top↑

あ、な〜んだw

前にも書いたけど、ビオトープ管理士試験のセミナー、
どうしても都合がつかず参加できなくて、貴重な講義が聴けない事に加えて
セミナーでしか配布されない環境関連法のテキストが入手できない事も悔やんでましたが、
よく考えたら、通信講座のテキストにしっかり環境関連法の章があって、これでポイントを
抑えていけばいい事に気が付きました。
勿論、主催側の講座やテキストの方がより良く解説してくれるでしょうけれど、
通信講座のテキストでも、それなりにやっていけるでしょう。というか、私にはそれしかありません。

正直、法律関係は苦手なのです。まぁ法律というのはそもそも人が作ったルールであり、
その時代に合わせて臨機応変に部分的に改正されながら、
誰もが平等に平和で安全で幸福に社会で生きていくために出来たものだと思いますが、

簡単に言えば、
こういうことは制限しますよ、こういうことは禁止ですよ、もし守れなかったら罰を与えますよ、
こういうことは特別な理由があればいいですよ、手続きや許可が必要ですよ、・・・

そういったものがほとんどだと思うのですが、私が難しいと感じるのは、
その法律での言葉の言い回し・・と言うんでしょうか、口で説明すれば簡単に理解できる内容でも、
凄く難しい言葉に置き換えて長々と、ぱっと耳にしてもイメージがつかみにくい表現の仕方とでも
いいましょうか^^;
まぁ、法律というものはそこに暮らす人々の集団の上に掲げられる柱のようなものですから、
そういうものでしょうけれど・・・。
難しい言葉が多すぎて、覚えるのが大変で。
好きな人には逆に面白く楽しく覚え甲斐があるのかもしれませんが、苦手な人には、
もう法律の世界をのぞくだけで一気に難語難文の波が押し寄せてくるようで、
すぐドアを閉じてしまいたくなるのです(笑)

・・でも、何か事を成すには、定められた法律に基づいて行わなければいけませんからね、
苦手な分野でも、しっかり向き合って、より一生懸命に努力しなければですね。
それが勉強というものだと思いますし。
今はまだビオトープ論の途中ですが、環境関連法も読みながら併せて進めていこうかと
考えています。進行状況としてはもっとペースを挙げていかないと試験までには
とても間に合いそうにないですが、決して詰め込み型にはならないように、それだけは
気をつけて進めていきます。

・・・法律の文章の難語難文よりも、自分の記事の方が、
無駄に長くて分かりにくい言い回しが多いんじゃないか、というツッコミを自分で入れてみる(汗)
10 : 17 : 48 | 学習状況 | コメント(2) | page top↑
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Starlight mini

プロフィール

夏葉

Author:夏葉
性別:♀
趣味:ゲーム、お絵描き、
音楽鑑賞
好きな漫画:手塚治虫作品
(火の鳥・バンパイヤ・BJ)
好きな本:手塚治虫著
「ガラスの地球を救え」
マイブーム:スマブラX

取得資格:
・漢字検定2級
・生物分類技能検定3級
・こども環境管理士2級

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