子ども達を取り巻く環境と子ども達の環境を取り巻く大人達

平成20年度のこども環境管理士資格試験の案内が更新されていました。
受験資格について少し前年度と変わったところがありました。
「保育者及びその関係者」というところが気になります。
前年度は幼稚園教諭・保育士資格を有する者・あるいは資格取得見込み者(学生)だけが
受験対象だったわけですが、「有資格者」「資格取得見込者」ではなく、
「関係者」ということで、資格者に限らずとも、保育関係の分野で働く人や、
子どもを持つ保護者なども対象となる可能性があることも考えられます。・・違うかもしれませんが(ぇ)
(詳しくは7月ごろ分かるみたいです)

実際私は主催者側のアンケートでも書いてみたんですけど、
子どもに自然の大切さや面白さを正しく伝え、健全な成長を促すためには、
教育の場における教育者だけでなく、家庭の場における、
子どもを持つ保護者も対象とすべきではないか、という事です。
教育の場での先生・家庭の場での保護者の方はじめご家族、
また教育の場や家庭をとりまく、地域を支える方々など、
子どもの身近で信頼できる大人達が自然に対する正しい理解と知識があってこそ、
次世代を生きていく子ども達は、将来環境問題を正しく解決できる道を切り開ける人間として
成長していけるのだと思います。
教育者だけが正しい知識を持っておけばいい、というものではないと思います。
勿論その場でしか教わる事の出来ない知識や技術もありますが、それは生きていくために、
将来的に様々な生活の場所において役に立つ事に繋がっているはずですから、
特に環境という分野での教育・知識においては。

環境問題は、専門家や教育者、選ばれた人だけが勉強すればいい事ではないですよね。
家庭の生活の場でも、社会や経済の場でも、どんな年齢においても、
地球上に暮らす全ての人間が考え、行動していかなければならないことですし、
互いに他人任せな態度な人間同士の繋がりによる環境の中では、
子ども達も健全な成長をしていけるとはとても思えません。

子どもが主に生活する場所=家庭と保育・教育の場双方において、
まずそれぞれの場の責任者である大人達が
大切な子どもたちの為に互いに理解・連携・協力し合える関係・・・をしっかり築けてこそ、
子ども達はその中で、安心・信頼感をもって、
新たな成長の芽を伸ばしていく事ができるのだと考えます。
子ども達を取り巻く環境の豊かさは、その環境における設備面の高度さやコスト面よりも、
その環境を様々な方向から管理する大人達の心がけ、社会性、人間性によっても
影響されるものではないか、とも思うのです。
更に、子ども達の環境とそれを取り巻く大人達の環境は、
そんな人間達の暮らす土台となる環境の豊かさに影響されるものとも思います。

と、ここまで書いててふと気付いたのですが、子ども達をとりまく環境にも、
ビオトープ・ネットワークの理論を応用できるような気がします。
その事については、次の記事で詳しく書くことにします。物凄〜く長くなりそうなので(ぇ)

話は変わりますが、ブログのタイトルの部分の画像を変えてみました。
実際に私が数年前の夏の旅行中に撮ったクジャクチョウという蝶の写真です。
実物を見るのは初めてだったので、沢山飛んでいる姿を見て感動しました。
が、チョウチョはずっと飛び回っているので、中々シャッターチャンスを狙うのは難しいです。
何とか撮れたとしてもピンボケばかりで。
そんな中、ようやく一枚、翅を休めている一羽を撮る事ができたのがこれです(笑)
確かに孔雀の翅のような、綺麗な模様ですが、
裏側は表と違って地味で何の模様も無い真っ黒けなんです(笑)

・・多分お見苦しいものではないと思うんですけど、
もしチョウチョ含めて虫が大の苦手だという方がいましたらすみません(汗)
11 : 43 : 34 | ビオトープ管理士・こども環境管理士 | コメント(1) | page top↑

参考書籍

ビオトープ管理士資格試験の参考書籍がサイトにて公開されました。
一応、要チェック本は購入済みなのですが、
非売品である環境関連法の書籍だけは手に入れられません。
なぜかというと、その本はビオトープ管理士セミナーに参加した人にしか配布されないものだからです。
参加したかったのですが、どうしても今回は参加することができないので・・・。
内容は濃くはありませんが、前回の記事で紹介した本にも、簡単に載っているものがあるので、
それでポイントを抑えるしかありません。法律は苦手だな〜;;

でも、技術的な面も法律的な面ももちろん大事ですが、
その技術や法律という大樹を支える上で大事な土壌となるのは、
やはり生態学という自然のしくみの基礎だと思います。
すべてのビオトープ管理技術や環境関連の法律は、これまでの
自然生態系における生物と環境とのかかわりの研究の積み重ねによる、
自然のしくみの正しい理解に基づいて産み出された知恵だと思いますからね。
現在はビオトープ論を進めつつ、生態学のテキストも復習を重ねています。

机に向かって頭で理解するだけでなく、
野外での実践の方が経験としては大きな価値があるものではありますが、
今の私にできることから始める、それが自分にとって大事な事と考え、
まずは基礎を固めるという意味で、関連本をしっかりと読んでいく事にします。

ビオトープ管理事業というのは、実はビオトープ管理士資格が無くてもできるんです。
ただ、有資格者であった方が、周りにビオトープの大切さを理解してもらいたいときに、
より信頼性のある説明ができるかもしれない、周りからも有資格者の言葉だからと、
より理解や協力を得らえるかもしれない、そう思うのです。
自然を本当に愛する人が、たとえ一部でも自然に対して間違った知識を
持っていてはいけませんし、それと知らずにそのことを周りに広めてしまっては大変ですからね。
資格を持つことで、より自然に対する深い知識と愛情を持つ者であることを、
公の場でも証明できる一つの自己アピールにもなりますし、
自分が周りに伝えたい、自然に対しての正しいしくみについて、
資格が無いよりはあったほうが理解や信用が得られるのではないかと思います。

どんなに人工的に切り開かれた空間の中に置かれても、
自然のしくみについての知識は正しく持っていたいものです。
その知識が、心と身体を健全に維持できるような、また、人として正しい生き方をいつでも、
呼び起こしてくれるような気がするのです。
どこか歪んだ人工的空間に狂わされそうになっても、
真実をしっかりと見つめ続けて正しい心と身体で生きていきたいです。
09 : 19 : 50 | ビオトープ管理士・こども環境管理士 | コメント(0) | page top↑

本物の自然と見栄えだけの自然

今、求めるのは本物の自然です。野生の様々な生き物がお互い関わり合って暮らせる自然です。
人間の見た目に美しい、人間が楽しめる、人間が管理しやすいように作られた、
人工的で見た目だけの自然ではダメなのです。
人間はそれで満足できたとしても、
野生の生き物も、地球も、それを自然とは認めてくれないでしょう。

生態学の復習をしながら、ビオトープ論の序盤あたりを進めています。
このペースだと秋の試験日までとても間に合わないかもしれませんが、
先を急ぐ余り不十分で誤った認識をしたまま進んでしまうことだけは避けたいので^^;

ドイツの環境保全の取組みは素晴らしいですね。
郊外の自然地域だけでなく、人間の暮らす都市のあらゆるところにも
野生生物が暮らせるような緑地を配置して、
都市部の緑地と自然地域両方の緑地をネットワーク化しているのだそうです。
日本も大分都市化の進んだ地域が増えましたが、日本の都市部における緑地はどうでしょうか。
都市の中にある緑といえば、街路樹だったり、公園だったり、
道路沿いのプランターのパンジーやチューリップだったり。
人間の見た目には綺麗な緑ではありますが、自然とは呼べない、
人工的な緑地である場合が今も多いのではないでしょうか。
人間の視覚的な美しさを求めた「緑」はその地域本来の「自然」とは異なるものですが、
でも、それを自然保護活動と取り違えてか、とにかく街の景観に相応しい、
人間の見た目に綺麗な緑化活動が今も多いのが現状のように思います。
日本はまだまだ、開発優先的な所があるような気がします。
各地域が発展して都市化していくのは人間から見れば素晴らしいことですが、
地域の自然とそこに暮らしていた動植物たちを押しのけての開発であるなら、
あまり好ましいこととは思えません。

本当の地域の自然を守る、あるいは保全、回復させるには、見た目の景観を良くするだけでなく、
その地域に暮らす動物や植物が生存できるような環境を考えなければならない、
つまり、人間の視点だけでなく、野生の生き物達の視点に立って考えていかなければならないことです。
パンジーやチューリップは見た目にはとても綺麗な花ですが、香りはほとんどなく、
チョウチョやミツバチが寄ってくるような蜜もほとんど持たないので、
殆ど野生の生き物は寄ってきません。それがかえって、
人間が管理するには都合が良い、と取られる事もあるのかもしれませんが・・。
ですが、人間だけに都合の良い自然は、どんなに美しい景観であろうとも、
本物の自然と呼ぶ事はできませんし、未来を担う子ども達にも、
それを本物の自然だよと、これが現代の新しい自然の形だよ、と教えることはできません。
それは自然に対する間違った認識を、次の世代に受け継がせてしまうことになるからです。
自然に対する間違った認識を持った人に、環境問題を正しく解決できる知恵を生み出せるでしょうか?
間違った認識を持った未来人による、良かれと思って行った自然保護や環境保全が、
かえって環境問題を悪化させてしまう事になってしまったとしたら・・・?
それはとても恐ろしいことでは無いでしょうか?
それだけに、まず今を生きる人が正しく自然を理解し、残された自然を守り、
壊れた自然を回復させ、正しく後世に伝えていかなければならない、
という重要な役割を今を生きる私達誰もが担っているんだ、ということを実感します。

持続性のある社会=人間社会と自然の共存したまちづくりを目指すのであれば、
人間に都合よく見栄えの良い自然を作り出す「人工的な自然」ではなく、
そこに生息する野生の生き物達・・それが例え、人間の見た目に都合の悪い生き物であったとしても、
彼らが食物連鎖や様々な生物同士のかかわりを持って暮らせる場所でもなければならないと思います。
極端な話、人間社会に害虫を受け入れろ、というのではありません。
害虫と呼ばれる虫が大量発生しないように、
その害虫を好んで食べてくれる消費者である生き物=天敵がそこに生息していれば、
食物連鎖によってバランスが保たれるはずなのです。そこが自然生態系としてちゃんと機能していれば・・ですけどね。
特定の虫の異常発生は、何らかの原因によってその地域の生態系のバランスが壊れてるサインでもあると思います。
例えば、輸入の際に持ち込まれた外来種の動植物や寄生虫であったり、人間が飼っていたペットであったり。

私達人間一人一人の生き方や考え方が、いかに環境を良くも悪くも左右するか。
常に人は自然環境と共にある、今の環境は自分達の行いによって存在するもの、
自然の理に適わない身勝手な振る舞いは因果応報、必ず巡り巡って自分の身に悪影響を及ぼす。
未来は常に、私達の行いにかかっているといえますね。次世代に、
良い未来を残せるような生き方をしたいものです。

自然への恩恵と生命の尊さ。
その当たり前の感動を僕達大人が何度でも呼び起こさなければならない、
今の子ども達のために。

故・手塚治虫さんはエッセイでそのように語られてます。もう20年以上も前のエッセイで、
まるで今発したばかりの言葉のように、語りかけてくるのです。
23 : 03 : 12 | ビオトープ管理士・こども環境管理士 | コメント(0) | page top↑

認証書

kodomokankyoukanrisi.jpg


こども環境管理士の認定書が届きました^^
とても可愛らしいデザインなので、額に入れて飾ろうかなw
まだ出来たばかりの新しい資格ですが、せっかく取った資格だから、
良い子たちの為にいつか活かしたいです^^
11 : 57 : 06 | ビオトープ管理士・こども環境管理士 | コメント(3) | page top↑

こども環境管理士の目指すもの

こども環境管理士と聞くと、何となく、
幼児期の早いうちからエコ意識を持たせるとか、
地球環境問題についての知識を教えるような、
早期教育的なイメージをもたれる人もいるのではないかと思います。
確かに長い目で見れば、将来的にはそういった地球規模の環境問題を考える事にも
繋がっていく事にはなると思いますが、
幼児期の子どもに、いきなり地球が大変なんだよ、とか、
環境に優しい生活をしようねとか話したところで、
実感を持てるでしょうか。
幼児期は、身近な自然に触れて感動したり遊んだりしながら、
自然の素晴らしさや小さな生き物にも生命があることに気付いて、大切にしようとする、
思いやりの心と、健康な身体の発達を育む事が目標であり、
自然に対する知識を大人が子どもに一方的に与えるようなものではないです。
幼児期の子どもは好奇心旺盛であり、その好奇心をもとに、積極的に自然の中に
小さな危険を恐れずに飛び込んでいく・・冒険、ですよね。
とにかく、自然に触れ、自然を知ること。それが次第に、
自然の大切さや自然に対する正しい理解を持てる、
つまり環境に優しい暮らし方を考える事の出来る豊かな人間性が育つために必要な経験なんです。
ですが、今では、都市化された町では緑=自然という見方があるせいか、
緑化運動と称して植えられた街路樹や花壇のパンジーを自然だと思っている子どもも
少なくないでしょう。
綺麗に人の手入れの行き届いた公園に生えてる園芸種を自然だと思っている子もいるでしょう。
ホームセンターで買ってきた色んな外国の園芸種の植えられた、芝生のある自分の家の庭を、
自然だと思っている子だっているでしょう。
本当の自然とは何なのかを知らないまま育ってしまったら、地球環境問題もエコライフも、
間違った理解と認識のままとりくめば、逆効果につながりかねないでしょう。
現に、そういった事態も起きているんです。野生動物への安易な餌付けによる大量繁殖とか、
環境に優しいエコ製品の原料を大量に生産するためのプランテーション作りの為に、
森林が伐採されていったりとか・・・何のためのエコなのか。
過剰な資源搾取による自然破壊が大きな原因と問題の本質であるはずだったのに、
環境に悪影響を与えないものを生産すればいい、という人間社会だけの
都合のいい考え方では、とても持続性のある社会が構築されるとは思えません。

本当に自然の大切さが分かる人になってほしい。その正しい認識と理解が、
地球の壊れかけた環境を修復する鍵になると思います。

そして、子どもだけでなく、子ども達を支える大人たちもまた、
自然生態系の正しいしくみを理解していくことが大切であり、そういったことが出来る場所として、
身近で日常的に触れ合える自然を幼稚園や保育園、学校などの空間に形成していく、
それがこの資格を持つ人が目指すもの、だと考えています。

テーマ:幼児教育 - ジャンル:学校・教育

23 : 35 : 53 | ビオトープ管理士・こども環境管理士 | コメント(0) | page top↑
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Starlight mini

プロフィール

夏葉

Author:夏葉
性別:♀
趣味:ゲーム、お絵描き、
音楽鑑賞
好きな漫画:手塚治虫作品
(火の鳥・バンパイヤ・BJ)
好きな本:手塚治虫著
「ガラスの地球を救え」
マイブーム:スマブラX

取得資格:
・漢字検定2級
・生物分類技能検定3級
・こども環境管理士2級

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