エコのための自然破壊
2008 / 02 / 12 ( Tue )
先日のテレビで、環境に優しい油ヤシのプランテーションのために、
オランウータン他様々な生物の住む広大なジャングルの森林が
新たに伐採されているということを知り、ショックを受けました。
動物は動物園で大切に保護しているので
大丈夫みたいな感じに取り上げてましたが、
動物たちの立場になって考えれば、自分たちの住処を奪われ、
動物園という狭い空間に閉じ込められてこれからの一生を過ごす事を強いられる、
そんな風に私には思えて、可哀想でなりません。
我々日本人のエコ意識の高まりが、逆に地球上の自然を破壊する事になってるなんて、
思っても見ませんでした。環境に負荷をかけない資源を大量に生産するために、
また大量の自然が破壊されるなんて・・エコって自分たちの生活だけでなく、
自然保護という大切な目的があったはずなのに・・・。
それで地球環境に本当に優しい事と言えるのでしょうか?
環境に優しい油ヤシを生活に取り入れてるから、
私は地球環境に優しい生活をしているのよ、なんて、
あんな現実を知ってしまったら、とても言えたものじゃありませんね。
エコグッズのために、新たな自然破壊、新たな大量生産が起こっているなんて・・・
エコブームというぐらいだから、誰もがエコグッズを買い求める、その沢山の人の為に、
沢山のエコグッズが生産される、その沢山のグッズを生産するためには、
やはり大量の資源が必要となってしまうのです。
エコの本質を知らないまま、エコグッズを集め、環境に優しい生活をしてるつもりが、
それが実は逆効果に繋がる事だったりしたら・・・。
モノを生産するために、自然の資源が搾取されるわけですから、
本当に環境のことを考えたエコ生活を考えるならば、まず、
モノは必要最低限だけ、長く使えるもの、再利用できるものだけを買うことを
心がける事から始める事が大事なのではないでしょうか。
物質的に豊かであることは、
それだけ大量に自然を破壊して資源を搾取し、大量生産した結果であることを、
まず知るべきではないでしょうか。エコ意識は高まりつつも、結局は
まだ大量生産の経済優先型なエゴ社会のような気がしてなりません。
自然は人間達の経済発展のために、沢山の犠牲を払ってきたのであれば、
今度は人間達が自分たちの経済を少しばかり犠牲にしてでも、
自然を回復させなければならない、ってぐらいに意識を強めない限りは、
経済社会と自然の共存なんていつまでたっても辿り着けないのではないでしょうか。
あくまで個人的な考えなので、私自身にももしかしたら、
間違って認識している部分もあるのかもわかりませんが、
早く自然に対して正しい理解と認識をしっかり持てる人になりたいです。